サッカークラブの大きな収入源になっているのが、民間企業と契約するスポンサー契約です。企業はクラブに広告を出すことで、そのクラブを通して世界中の人に自分たちのことを知ってもらうことができます。選手のユニフォームに企業の文字やゴロが入っているのは、このためです。他にも、試合会場の掲示板や選手が飲んでいるドリンクのボトル、使っているタオル、シューズなどありとあらゆるところに企業が関係しています。
Jリーグでは放映権は一括して結びますが、それ以外の広告は各クラブが自由に契約しています。広告がなければ、クラブの運営資金が入ってこないので活動できなくなります。そのため、各クラブは必死にスポンサーを探しています。一番広告料が高いところはユニフォームの胸の部分のロゴです。メインスポンサーになるので、高額なお金を払っています。
サッカークラブの規模が大きいほど露出度が高くなり、全国で見てくれる人が増えるので大企業がつきやすくなります。逆に、地元のチームだと地域で活動している企業がつきます。日本ではユニフォーム中に広告が入っていますが、ヨーロッパのクラブチームのユニフォームにはここまで広告は多く入っていません。