サッカーの監督とお金
プロスポーツの世界では現役でプレーしている選手のお金の話ばかり取り上げられがちですが、サッカーの監督が1年間でもらえるお金はどのようになっているのでしょうか。
サッカーにおいても、基本的には資金力のあるチームであるほど、コーチ陣に対して支払われているお金は多い傾向にあります。2017年で日本のJリーグの1部に在籍しているチームの監督の年俸は、最も少ないチームで1,500万円で、最も多いチームは1億円、平均では約5,300万円程度となっています。人気においてサッカーとは双璧をなす野球の場合、最も多く指導者に支払っている球団だと年俸が1億5,000万円から2億円程度であり、サッカーと野球では指導者の年俸は選手の場合ほど開いてはいないことがわかります。
一方で、海外のクラブチームは、選手だけでなく指導者に対してもたくさんのサラリーを支払っています。ヨーロッパのトップクラスのクラブチームだと日本円で20億円を超える年俸を提示するチームがあり、中堅のチームであっても日本のJリーグチームのトップよりはるかに多い年俸が提示されているところが多いです。ナショナルチームも同様に、日本より高額のサラリーを提示している国が多いですが、最も多く支払っている国で日本円で10億円程度であり、クラブチームを指揮する場合より提示額は安い傾向にあります。